- 工事の概要
本工事は北海道は十勝にございます「士幌町」の農道にかかる橋を建設する工事でした。
士幌町は皆さんおなじみの「ポテトチップス」や「じゃがりこ」に使用するじゃがいもの産地として有名で、町内にはじゃがりこ工場もある、ブランド力高い農村地域です。
今回建設した橋も360°畑に囲まれており、小麦や豆、じゃがいもなどの成長を横目に見ながらの工事となりました。
前後の道路や橋の下部工は別業者にて施工済みで、本工事は橋の上に道路を作り、高欄を取付ける上部工でした。
近年、農業機械の大型化が進んでおり、新しい橋が近隣農家さんの仕事の助けになる事を願っております。 - 発注者
北海道十勝総合振興局 - 工期
令和6年3月28日 ~ 令和6年7月30日
施工前の写真です。前後の道路と橋の桁をかけるところまで完了してますので、遠目に見るとこのまま通れてしまいそう。
こちらが施工後の写真です。スカスカ状態の橋桁が一体物になりました。近年の高欄は銀色か茶色が多いのですが、今回は周りの橋梁に合わせて白色の高欄となりました!橋面もコンクリート舗装で白色なので、すごく明るい色の橋になりました!
本工事も含め、弊社では週休2日制(長期休暇別途)の現場施工に積極的に取り組んでいます!
建設業は「キツイ」「汚い」「危険」な3K産業などと言われて来ましたが、最近は「給料が良い」「休暇がとれる」「希望が持てる」「カッコイイ」の「建設業 新4K」なんて言葉もあったりします。希望が持てる、カッコイイは少しうすらぼんやりしてますが、この橋の横には金文字で施工者管理者の私の名前も彫られています。耐用年数100年の設計ですから、孫どころか彦の代まで私の名が残ると思うと、感慨深いものがあります。そこまで悪い仕事じゃないかも!ですね。