わたしたちサカキ建設工業は北海道は十勝清水にある建設会社です。
過去2回に渡って弊社の各部門でのお仕事を「お仕事探訪」として紹介してきました。
過去の記事はこちらです。
さて今回は、様々な土木・建築現場で大事な材料のひとつ、「生コンクリート」が作られる弊社の生コン工場「御影コンクリート」にお邪魔し、配車係担当のWさんに生コン工場のお仕事について訪ねてきました!
Q(質問した筆者) 「Wさんは「配車係」という役割で勤務されていますが、生コン工場の配車係とはどのような仕事ですか?」
Wさん 「私の仕事は、お客様からの生コンのオーダーを受けアジデータ(ミキサー車)を手配、バッチャーに生コンの作製指示を出し、アジデータに積んでお客様の元に送り出す係です。レストランで言えば「ウエイターさん」のような役割ですね。」
Q 「早速、専門用語が出てきました!笑 「バッチャー」って何ですか?」
Wさん 「バッチャーとは「機械屋さん」とも呼ばれ、生コンの製造する機械を担当する人のことです。レストランで例えると「コックさん」というところでしょうか。生コンには色々な規格があり、お客様のオーダー内容によって配合などが変わります。コンクリートを正しい品質で出荷するためにバッチャーとの連携は非常に大切です。」
Q「確かにWさんはいつも無線機や電話などで色々な方と連絡をとっていますね!他にはどんな担当がありますか?」
Wさん 「他には「試験屋さん」と呼ばれる仕事がありますよ。レストランで例えると「ソムリエさん」にあたるでしょうか。出荷したコンクリートの品質試験を行う担当で、出来上がったコンクリートが決められた期間で問題なく硬化しているかを測定し、規定の品質をしっかりクリア出来ているか有資格者が試験します。」
Q「生コンのプラントマンは皆さん品質保証のために様々な資格を取得されていますね。Wさんの担当している「配車係」で求められることはどんなことがありますか?」
Wさん「配車係は工場の窓口になる部門です。お客様の希望に添えるよう、台数に限りがあるアジデータをうまく配車したり、運転手さんが正しいルートで時間通りに配達できるよう現地調査をしたり、他の生コン工場と連携したり、求められることは多いですが、事故やミスなどでお客様の迷惑にならないように気をつけて仕事をしています。お客様の立場に立ち、なるべく希望に添えるよう努力をしてきた結果、最近はお客様から指名を頂くことも多くなり、やりがいを感じています。」
Q 「それは素晴らしいですね!工場として御影コンクリートの強みはありますか?」
Wさん「サカキ建設は御影コンクリートに加え、生コンクリートの原料となる砂利の製造プラントもあります。自社で原材料の調達から製造まで行えるので自信を持って高品質な生コンクリートを提供することができるのは大きな強みかなと思います。」
弊社工場「御影コンクリート」は北海道のちょうど真ん中あたりにある十勝地方の清水町に位置し、管内のお客様に高品質な生コンクリートをお届けしております。近年はプラントの再塗装をしたり、新事務所を建てたり、見た目もキレイな工場になりました!お客様にも働く社員にも喜んでもらえる工場にしていきたいですね!